米労働省労働統計局(BLS)が公表したデータベースによると、2026年8月の米消費者物価指数(CPI)は、季節調整済みの総合指数が前月比0.4%上昇した。食品とエネルギーを除くコア指数は同0.3%上昇した。前月の7月はそれぞれ0.1%、0.2%であり、月ごとの伸びはともに加速した。
前年比は総合3.4%、コア2.4%
前年同月比では、総合CPIが3.4%、コアCPIが2.4%上昇した。これはBLSの非季節調整系列の2025年8月と2026年8月の指数から算出した値である。物価の基調を見る際には前年比が使われる一方、直近の変化を捉えるには季節調整済みの前月比が手掛かりになる。
指数水準から確認できる変化
総合CPIの季節調整済み指数は7月の332.813から8月は334.131へ、コア指数は336.789から337.765へ上がった。指数そのものの差分を基にすると、前月比は総合0.396%、コア0.290%となり、公表時に通常用いられる小数第1位への丸めでは0.4%、0.3%に相当する。
次の政策判断の日程
米連邦準備制度理事会は、次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)を9月15日から16日に開催する予定としている。金融政策の結果は同会合後に公表される。CPIだけで結果を断定せず、雇用・景気などを含む公表資料と会合後の声明を確認することが重要だ。
本稿は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。
[文・構成=編集長 麻生 矩暉]














